ドーピング素材入り発毛剤、販売元も驚く
ソフトバンクのリック・ガトームソン投手(30)が飲む発毛剤を服用し、ドーピング違反で出場停止処分を受けた問題で、日本での販売元、万有製薬が驚いている。世界反ドーピング機関(WADA)が禁止する物質「フィナステリド」を含む発毛剤「プロペシア」を国内販売している同社では「まさかガトームソンが飲んでいたとは」。
プロペシアは05年12月の発売以来、延べ38万人が使用したという毛生え薬。05年にWADAで禁止薬物に指定されており、同社ではプロ、アマ問わず、競技者からの相談には禁止薬物に指定されていることを説明した上で「自分の責任で、主治医などに確認してほしい」と伝えているという。ガトームソン事件を受け、同社では専用コールセンターの電話オペレーターに今回の問題の概要を伝えた。
王貞治監督(67)も「おれも塗るのと飲むやつを使ってるんだけどね」と服用をカミングアウトした。「えっ本当ですか」と驚く同社ではお盆休み明けに問い合わせが増えても対応できるよう備えている。
[2007年8月14日7時19分 紙面から]
http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20070814-241291.html
2007/06/22-15:28
【サンフランシスコ21日】米国の研究で、前立腺がんになりやすい体質の男性にとって、魚やナッツ類を多くした健康的な食事を取るかどうかが、生と死を分ける重要なカギであることが明らかになった。(写真は、市場に並べられた魚)
米国立衛生研究所が行ったハツカネズミを使った研究によって、食物の中に含まれるオメガ3脂肪酸が、遺伝子的に前立腺がんを発症しやすい男性の予防に大きな効果を発揮するとの結果が出た。
前立腺に腫瘍が生じるように遺伝子操作をしたハツカネズミの一群に、生まれたときからオメガ3脂肪酸を多く含むえさを与えて飼育したところ、そのようなえさを与えられなかったグループより腫瘍の発生がずっと少なく、生存期間も長かった。
高度のオメガ3脂肪酸を含むえさを与えたグループでは生存率は60%、低度のオメガ3脂肪酸のグループでは同10%、また野菜油に含まれる不飽和脂肪酸のオメガ6を多く与えたグループでは同0%だった。遺伝子操作をしない通常のハツカネズミは、えさの種類にかかわらず、すべてが生き残った。
オメガ3脂肪酸は、サケ、マグロ、イワシ、サバ、肝油、西洋クルミ、亜麻の種子などに多く含まれている。研究を行った科学者は、「食事によって明暗が分かれることは、この結果からみて明らかだ。食事を健康なものに変えるかどうかが生死を分けるともいえるだろう」と述べている。
研究結果は、クリニカル・インベスティゲーション誌(電子版)に発表された。 〔AFP=時事〕
http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_sci&k=20070622013034a